2012/01/16

優れたデザインとは「持久力」である

先日、どこの局のなんという番組だったか忘れたのですが、スウェーデンのある若いニットデザイナーが特集されていました。

この方は、おばあさんの影響で5歳のころにニットの編み方を習い始めたのだそうです。

自宅にはそのおばあさんが作った作品が今でも色あせずに残っており、それがまたかわいいニットでとても印象的でした。

「ニットデザインのどういうところが楽しい」とか、「何を一番大切にしている」とか、番組ではそんな話が続いていくわけですが、最後にこんな質問がされていました。



優れたデザインとは何だと思いますか?

この質問に、彼女はこう答えるわけです。

「色あせることなく、ずっと使い続けてもらえるもの」

「優れたデザインとは『持久力』だと思います」

あ~、そうありたいという気持ち、すごくわかります。

でもそれは、Webデザイナーには絶対にかなえられない理想でもあります。



「短命」はWebデザインの「宿命」

悲しいかな、Webのデザインは「短命」です。

Webサイトは自分の手を離れて「更新」され、1~2年という短いスパンで「刷新」を求められる。

でも、この更新性の高さはWebの最大の「特長」でもあります。

悲しいですが、これはWebデザインの「宿命」なのです。



たまには「完パケ」作品をつくってみたい

「未来永劫」というと大げさですが、長く残る作品をつくってみたいという欲は昔から持っています。

映画の最後に流れるクレジットを見るたびに、「あぁ、この人達の名前はずっと残るんだな」と羨ましくなったりします。

私が過去につくったWebサイトなどは、デザインがリニューアルされ、そのうちサイト名も変わってしまい、最後には跡形もなく消え去ってしまったりと、かなり切ない思いを何度もしてきています。

Webデザイナーなら多かれ少なかれ、誰もが経験してきていることだと思います。



Webの「更新性」という特長がを活かす限り、Webサイトの完パケ納品というスタイルはあり得ない。

だったらWeb以外の何かで、そのうち自分の名前が残せるものがつくれたらいいなと思いますね。

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